(緊急コラム)実録・『第4次浜松町の自賛乙戦争』
(4)〜進む者、難航する者〜



(注:2022年3月2週時点での記述です。そのところご了承ください。)


解析担当隊員「自賛乙軍、第7番地域中央に迫っています!」
司令「くそっ! 防衛ラインは誰だ!?」
「互助会構成員、ゴローです!」
評議会議長「……これはマズイな……無抵抗で自賛乙に明け渡すかもしれんぞ」
「雄馬はどうなってる!」
通信担当隊員「雄馬、進行に難航している模様!」
「こういうときに限って!」
広報担当隊員「……なぁ、その空いたスペース、何か出てないか?」
「言われてみれば……何が来てるかわかるか?」
「識別信号照合! 六石です!」
議長「『異界の民』か」
「……また、場が混沌とするんでしょうか?」
「……正直わからん、としか言いようがない」
議長「……だが背に腹は代えられん。今は彼らに賭けるしかない」
「通信繋ぎますか?」
「我々の言語が通じる保証はないが……まぁやるしかなかろう」
議長「……まぁ言うことはひとつだけ……違うか?」
「さすが議長……お見通しですね。 ……こちら『こむちゃ世界自由同盟』司令本部。貴隊に自賛乙軍討伐を要請する。事によっては互助会ごと叩いても構わん。 ……健闘を祈る」
「……これしか手段がないってのがね…………」
「……辛いところだな」
「……なんでまたこんなときに『試験機体』で来たんだか雄馬は」
議長「……彼も手筋を広げたいんだろう。『新時代の盟主』になるためには」
「ただタイミングが悪過ぎですね……こんな時期でさえなければ存分に力を試せたでしょうに」
議長「難儀なものだ……」
「……まったくです」




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