(緊急コラム)実録・『第3次浜松町の自賛乙戦争』
(8)〜一難去って……!?〜



(注:7月4週時点での記述です。そのところご了承ください。)


通信担当隊員「羽多野隊とすみぺが現着! 戦闘を開始しました!」
司令「ここで自賛乙と決着をつける! 戦線のみんな、もう一息だ、頑張ってくれ!」
「DGSが高速で中央に向かっています!」
「自満乙を直接叩きにいくのか!? まれいたそとトラセの態勢はどうなってる?」
解析担当隊員「依然として、自満乙に追い回されている模様!」
「二隊に通達! 『DGSが突っ込んでくる、巻き込まれないよう退避』だ!」
「了解! 通達送ります!」
評議会議長「司令、いけそうかね?」
「自賛乙のほうはおそらく時間の問題でしょう。自満乙のほうはまだ安心はできませんね」
議長「状況的には良さそうに見えるが?」
「ただ集まっている面子が……」
議長「小野D軍がいてそこにDGSが向かっている、ってことか」
「そうです。部隊のポテンシャルで見ればあの『三闘神』にも引けをとらないほどですが、如何せん『場が混沌とする』のがどうにも……」
広報担当隊員「さらに『造物研』が2体出ししてくるのも心配の種、ですよね?」
「そういうことだ。一歩間違うとこっちの部隊間で一悶着起こりかねん」
議長「『こむちゃ世界を守るための戦い』が本末転倒なことになっては身も蓋も鍋もないわな」
「自己主張激しいですもんね、あそこらへんのベテラン部隊は」
議長「若いもんたちももうちょっと見習ってほしいんだがな」

「……!! 自賛乙の反応、消滅しました!!」
議長「それは本当か!?」
「前線から一報です! 『我ら、自賛乙部隊を殲滅せり、自賛乙部隊を殲滅せり!』です!!」
司令室内一同『おおおおおー!!』『よっしゃぁぁ!!』『やったーー!!』
議長「やったな、司令」
「ありがとうございます。 これであとは……」
議長「自満乙を蹴散らしてこの戦争を終わらす、だな」
「ですね」

「…………あれ? 中央のほう、なんかおかしくないですか?」
「そういえばやけに乱れてるな。 おい、中央に確認とってくれ」
「はい」
議長「さっき言ってた『場が混沌とする』ってやつか?」
「ええ。 私の取り越し苦労ならいいんですが…………」
議長「だといいんだが…………」
「しかしこういう時の心配に限って…………」
「中央からです! ……え!? 『小野D軍とDGSが暴走、壮馬団が巻き込まれて大破』……ってなんじゃこりゃ!?」
議長『…………やっぱりこうなったか………………』
「……的中しちゃうもんなんですよね…………」

議長「……これで『造物研の2体出し』がきて…………」
「……どうやって事態を収拾させりゃいいんだ?」




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