(緊急コラム)閉ざされた世界・浜松町



(注:10月2週時点での記述です。そのところご了承ください。)


まずはこちらをご覧いただきたい。

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これらは、5月〜7月にかけて井口裕香が番組のTwitterアカウントを使って放り投げた『「HeyWorld」の喧伝ツイ』である。この字面の背後に隠された真意は『リクエスト要求』以外の何物でもないのは明白だ。
井口は番組の後ろ盾をいいことに、こむちゃ世界を私物化。そして今週……『年間1位簒奪マジック』を点灯させてしまった。


あたしは何が気に入らないのかというと、『「番組の人間だから」という理由“だけ”で露骨に優遇されること』だ。そしてその最たる例が、あの忌々しき『第1次浜松町の自賛乙事件』・『第2次浜松町の自賛乙事件』であるのは言うまでもない。

そりゃ『ホームグラウンド』のものだからある程度のバイアスがかかってしまうのは致し方ない。だからといって、あれはいくらなんでもやり過ぎではないだろうか。あんなのがまかり通るのなら、中東の笛は文句無しでフェアプレー賞をもらえてしまうだろう。


いつだったかのコラムであたしは『すべての者にとって最良になる結果など存在し得ない』と書いた。
よく『最大多数の最大幸福』というが、浜松町が云うところの『幸福』とは『番組の言うことに脊髄反射でバンザイ賛成すること』なのではないかと思う。
上記の喧伝ツイが闊歩していた頃、あたしと同じ番組体制批判派の某氏がこんなことを言っていた。

例えリスナー数が少なくなろうがその少ないリスナーに100%満足してもらう番組を作った方が、もちろん閉鎖的にはなるが『内部的な』評価としてはいい方向に向かう。浜松町はその手段を取ったのだろう。それが2011であり、今に至るわけだ。一つの放送局が作るリクエストチャート番組だから正直局の方針でどうとでもなるわけで、そこに完全な公平性を求めるのはきつい。

浜松町は『自らの意向に従わないリスナーを去らせる』ことによって、ある種の『閉鎖的ムラ社会』を築き上げたと言ってもいい。そして我々のような番組体制批判者の声などには一切耳を傾けること無く、ただ従順な番組信奉者を固めることだけに固執した。その結果が『自画自賛』と『自己満足』に塗れた現在の浜松町である。


かつて、『ドリカン』という後ろ盾を失った堀江由衣と田村ゆかりの両名。しかし、彼女たちはドリカン無き世界でも大成し、現在では御存知の通り『三闘神』の両翼を担っている。
はたして、井口裕香に『こむちゃ消失後の世界』でも現在と同等な立ち回りができるのだろうか?それとも他の同世代声優たちに取り込まれ埋もれてしまうのか?

もはや時間による証明を待つなんて悠長なことは言ってられないのかもしれない。



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