(司令部の画面に『匣』の様子が映し出されている) 司令「…………どうか無事に帰還してくれ……」 評議会議長「…………この世界の希望を……」 司令部一同「…………」(固唾を呑んで見守る) 通信担当隊員「……いけるよな?」 広報担当隊員「やってくれるさ。だってあの『三闘神』とも闘りあったレジェンドだろ?」 解析担当隊員「……『匣』に変化が!」 議長「なんだと!?」 (『匣が白く輝きだす』) 司「現地の状況は?」 通「確認中!」 広「モニターを!」 (白く輝く『匣』が光の粒になって崩れ始める) 解「温度等のモニター値、変化なし!」 議長「これは……」 (崩れ散っていく光の粒の中には…) 議長「……真綾……さん……なのか?」 (ひとりの女性が……右拳を突き上げて仁王立ちしている) 通「現地から! 『匣』は消滅! 『自賛の種』無力化成功!」 広「……我々の勝利です!!」 司令部一同「…………よっしゃぁぁぁぁーーーっっ!!」 議長「嗚呼……『守護神(ガーディアン)』よ……」 司「……よくぞ無事に……ありがとう……ありがとう…………」 |