解析担当隊員「自賛乙軍の侵攻を確認! 第7番地域です!」 司令「被害確認急がせろ!」 通信担当隊員「了解!」 評議会議長「……ついに来やがったか自賛乙…………」 司「こっちの迎撃態勢が不安なときに……」 広報担当隊員「議長、市民へのアナウンスを」 議長「うむ、わかった」(スタンバイに入る議長) 議長「評議会議長です。……市民の皆さんに残念なご報告があります。 本日、“浜松町帝国”からの宣戦布告が発され、第7番地域への武力侵攻が起こってしまいました。“こむちゃ世界自由同盟”は現時刻をもって戦時下に入ることになります。 ……被害に遭われた第7番地域の皆さんにお見舞申し上げるとともに、一刻も早い救助・避難活動がなされるよう、評議会・軍司令部一同全力で対処する所存であります。 ……1日でも早く持参乙軍を追い払い、平穏な日々を取り戻すためにも、市民の皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます」(深々と頭を下げる) 広「オッケーです」 議長「…………こんなんでいいか?」 司「言葉の端々に引っかかるものがありましたが……まぁそんなとこでしょうね」 解「『平穏な日々』、ですかね」 議長「……そうだな。『第3次』以降、肩で風を切るようになってきた『互助会』の一派とか」 通「あとは一昨年から来るようになった『異界の民』とかですね」 司「……考えるだけで頭が痛くなってくるな…………」 議長「だがそんなんでも自賛乙と戦うってんだから、そこは感謝せんとだよな」 広「まぁ『一部の互助会は自賛乙裏で通じてる』という噂もありますけどね」 議長「…………それを言うな頭が痛くなる……」 一同「……ああ頭が痛い………………」 |