(緊急コラム)実録・『第3次浜松町の自賛乙戦争』
(7)〜『決着』に向けて〜



(注:7月3週時点での記述です。そのところご了承ください。)


解析担当隊員「自賛乙、前線から離れていきます!」
司令「追撃で畳み掛けられそうか?」
「後方各隊、状況確認中です!」
通信担当隊員「自満乙、動き出しました! トラセを押し込んでいます!」
「なんとか食い止めろ! 下野隊もフォローに回せ!」
広報担当隊員「壮馬団と小野D軍が前線に向かっています!」
「小野D軍か……場が混沌するがやむを得ん、現着を急がせろ!」
「後方各隊、追撃体制とれそうです!」
「よし、順次向かわせろ!」
評議会議長「……自賛乙のほうはなんとかなりそうだな。あとは……」
「……そうですね。自満乙がどう出るか見きわめないと」


「司令! 『造物研』の所長から通信入ってますが、いかがしましょうか?」
「は? 造物研だと? ……わかった。とりあえず繋いでくれ」
「はい」

造物研所長『やぁ司令、我々の援護が必要か?』
「今更何の用だ造物研!!」
『おぉ怖い怖い。 我が造物研が何もしないでいると思ったのか? こんな事もあろうかと、新型を開発していたのだよ。しかも2体だ。 どうだスゴイだろ』
議長「…………やけに大仰な言い草だな。去年の『総合演習』でたったの8ターンで崩壊したあの体たらく、忘れてはおらんぞ」
『なんだ議長もそこに居るのか。ならちょうどいい。 我々も出させてもらうぞ』
議長「……本当に『2体出し』する気か? 『伝説の放課後』じゃあるまいし、1体はすぐコケるのが関の山だぞ」
『何言ってやがるんだ。 戦争をとっとと終わらせたいんだろ? ツインリライト砲で一気に片付けてやるよ。ハッハッハッハッハ…………』(SE:ガチャッ)
「ったく勝手なことばかり言いやがって! 『リライト砲は自賛乙一派には効かない』ってまだ認めてないのかあのロートルは!!」
議長「まぁまぁ、司令。造物研も必死なんだろう。この戦で三闘神が全く仕事をしなかったとあっちゃぁ、『三闘神時代は終わった』『三闘神は過去の遺物』の声が大きくなる一方だからな」

「…………え? これっていったい!?」
「どうした?」
「はい、自満乙の行動が一定してないようにみえるんです」
「なんじゃそりゃ?」
「これを見てください。自満乙の移動ルートですが、中央に向かっていたと思いきや急に旋回したんですよ」
「前線からです! 自満乙、トラセを執拗に追い回している模様です!!」
議長「意味が判らんな…………」
「ですが、これは好機じゃないですか?」
議長「……自満乙が張った罠の可能性があるかもしれんが、やってみる価値はあるだろうな」
「そうですね。 ……前線に通達! 自満乙を誘導して追い込むんだ! それからまれいたそには迎撃態勢の準備だ!」
「はい!」


議長「決着の時は近い……みんな頑張ってくれよ…………」




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