(緊急コラム)こむちゃ世界滅亡論



(注:11月1週時点での記述です。そのところご了承ください。)


2011年11月5日・・・・・こむちゃ世界は漆黒に染まった。
純真無垢なる少女たちは『恐怖の大王』の凶刃に倒れた。
こむちゃ世界の明日を憂う人々の祈りは絶望に変わり、数多のソウルジェムがグリーフシードへと化した。


そう、こむちゃ世界は滅びるのだ。



・・・・・どうしてこうなった?


すべては、あの『こむちゃCD』がシングル扱いでリリースされたからだ。

シングル扱いとなれば当然、ランクイン対象となり得る。
ランクイン対象となれば、熱狂的な信奉者たちが山のようなリクエストを送ってきてくれる。
多少セールスが低くても、判定ルールを弾力運用してしまえばいいだけのこと。アルバム曲をランクインさせる捻じ曲げに比べればこんなの児戯にも等しいことだ。
ランクインの可否判定さえクリアしてしまえば、あとは彼ら信奉者がどうとでもしてくれる。
うまくいけば週間1位、事によっては年間さえもいけるんじゃないか。

・・・・・という思惑が浜松町にはあったのだろう。
現に、オリコン60位台の位置から他の候補を全て蹴散らしての初6。地の利を傘にじわりじわりと侵攻して6週目からの4連勝。陥落後も居座って1100点まで突破。
そして、ついには年間首位の姫御子twinsの喉元にその凶刃を突き立ててしまった・・・・・。

すべては『浜松町が描いたシナリオ通り』に進んでしまったのだ。



・・・・・なぜ『悲劇』は回避できなかった?


当初は多くの人が『事の重大さ』に気が付いていなかったのだ。

私は、最初から『こむちゃCDをランクイン対象にすること』自体に異を唱えていた。それは8月以降の私のこむちゃ予想を見れば明らかだ。
『11・3事件』、『5・3事件』、『空白の1週事件』・・・・・、といった浜松町がこれまで起こしてきた事件の数々。それを踏まえれば今回も『ルールの捻じ曲げ』を平然とやってくることなど推して知るべしである。私はそれが何よりも心配だった。

しかし、事態は私の心配をそのまま具現化する形で進んでしまった。
ランナーズ・ハイならぬ『リスナーズ・ハイ』が如く、『お祭り騒ぎ』は週を追うごとに過熱していった。

中には我に返って「これってどうなの?」と心配してくれる方も現れた。
それでも、一度燃え上がってしまった炎が消えてくれることはなかった


そして、ついに『こむちゃ史上最悪のカタストロフ』が起こってしまった・・・・・。

『楽屋オチ』同然のモノが『最大級の自画自賛』をやってのけたのだ。浜松町はさぞかし気分がいいであろう
ただ、そこに『公正なる審判』があったとはとてもじゃないが思えない。『中東の笛』でさえ正常に見えるくらいだ。



とにかく、我々こむちゃを憂う人々は『アニソンの年度代表曲』の決定場に仕組まれた『茶番劇』を止めることができなかった。

今回の件は『こむちゃ』という番組の在り方、それも、『存続か廃止か』までをも本気で考えなければならないほど深刻な事態になってしまった。

そして今回の件は番組とリスナーの間、更には、リスナー間同士でいろいろと禍根を残す結果になってしまった。
正直なところ、それだけは残念でならない。



だが・・・・・、今回ばかりはこう言わなければならない。

もはやこむちゃ世界に明日はない、と。


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